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反面、エリスが見せるのは別の笑顔だ。
「どーですかぁ、先輩!たった三人の女子に良いようにされるのはぁ!」
「エリス、キャラが崩か…」
「デイジー、シェリル!構えときなさい!畳み掛けるわよ!」
完全に別の人格に支配されているエリスにデイジーとシェリルは背筋に軽い戦慄すら感じる。
エリスは振り返り、次は血色のいい、弾けるような笑顔を向けた。
「絶対勝つ方が気持ちいいんだから!それを教えてあげる!」
「うしっ!任せろっ!」
デイジーは気合い十分に即答する。
シェリルはキョトンとして首を傾げるが、頬を紅潮させて頷く。
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