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「…真面目だよねぇ~、あんなぶつかりあっちゃってさぁ。」
リクを見ていたシオの隣にいつの間にかアレンが立っていた。
浮遊するデウスエクスマキナを椅子代わりにしている。
「…まだ具合悪いのか?」
「チョコのおかげでちょっとよくなったよ、エリスに感謝しないとね。あぁ、もちろんシオにも。」
「デウスエクスマキナと戦わないのか?」
「気分じゃないね~。フィジカル、メンタル両方。まぁのんびりしたいんだよオレは。リクは真面目だけどさ。」
アレンの目は目まぐるしく動き回るリクとデウスエクスマキナをしっかり追っている。
「元々あんな性格なのか?リクは。」
「変な所で素直なんだよ、アイツ。サンドハーストに入る前とかもあんな感じ。」
アレンがデウスエクスマキナの上に寝っ転がった。
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