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「どうだデイジー!俺の勝ちだろ!このターミネーター!」
「ふん、まだあたしの実力を見てないくせに。吠え面かかせてやる。」
デイジーは自分のデウスエクスマキナを呼び出して自分の正面にスタンバイさせる。
デイジーは仁王立ちになり、拳を前に出す。深呼吸して集中した。
「…バーニンブラッド。」
デイジーがそう呟くと引き締まった右腕が、筋肉の脈動が見て取れるほど膨張した。
「オーバーレブ!!」
その後のデイジーの行動を視認出来た者はいない。
遠目で見ていたシオ、アレンはもちろんの事、近場にいたシャーロックやギャラリーもデイジーの行動を認識できなかった。
残されたのは、鋭い衝突音、宙を舞うデウスエクスマキナ、そして元に戻った右腕を突き出すデイジーだけ。
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