小さな恋の物語

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「姫様!?」 「姫様はどこに行かれたのですか!?」 「あっ!姫様!!!」 姫「じいや‥、どうしたの?」 じ「どうしたの?ではございません。どこにいらし‥」 ニャー じ「ニャ、ニャー?」 姫「うん、この子。お城に連れて行っていい?」 じ「…奥様が動物を嫌っているのはご存知ですよね‥。」 姫「お前の名前は何にしようか?」 ミャー 『ファポローレ王国』 自然豊かな国で、かなりの広さを持つ。 そんな国のお姫様。 『ソフィア』 まだ13歳の少女。 動物を愛し、自然を愛す、庶民的な貴族だ。 ~お城~ ソ「ただいま!‥スノウは?」 たくさんの召使いの中から、一人がでる。 召「今朝、亡くなられました。」 ソ「そ・そんな…スノウ‥ッ!」 ニャー、ニャー ソ「‥あなたの名前、スノウにしてもいい?」 ミャー! ソ「グス、グスン。スノウ‥。大好きよ、スノウ。」 『スノウ』 小狼。 森の中で銃に打たれて死にかけていたところを、拾われた。 ~ソフィアの部屋~ ソ「‥スノウ。」 コンコン ソ「はい‥?」 男「………ソフィアチャン。ボクダヨ。」 ソ「だれですか…?」 男「オネガイ、オモイダシテ。ジャナイト、ボクハ‥…」
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