春から高校生!

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現在俺は机の上にあるノートと教科書と対面している。 なぜかって? 受験なんだよ! 落ちたらヤバいんだよ! それもなぜかって? それは後ろに居る姉貴に聞いてくれ… 「いい? 落ちたら一生小遣い抜きよ?」 「意味分かんねーよ! 何でそんな横暴な事を!」 「意味分からないのはあんたの学力の方よ! みんな勉強出来るのになぜあんただけ出来ないのよ!?」 「…テヘッ」 「頬を赤らめるな気持ち悪い」 「あうぱっ!」 破壊力のある姉貴の言葉に俺は天に召された。 「死んだ振りしてないで戻って来なさい」 「はーい」 「全く…素直なのだけは良いんだから」
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