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少し投げやりな言葉を残して夏希は去って行った。
あまりにも長く一緒に居たから俺の扱いになれてやがる。
さてと。煮魚が俺を待ってる。待っててね煮魚ちゃん。
翌日。
授業を終え俺は時節家に向かった。
ちなみに夏希と一緒の為チャイムは鳴らさずに家に上がらせてもらった。
「ただいま」
「あら、お帰りなさい。なっくんも一緒なのね」
「邪魔するでー」
「相変わらず治らないわね、その調子に乗る癖」
「ぶるばっ!?」
夏目の目の前が暗くなった!
「おーい。夏くーん」
「はっ!? 何か川の向こうで爺ちゃん達が手を振っていた気が…」
「何か危ないよ、それ…」
あれが噂の三途リバーか。
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