曖昧

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任務が終わり春雨に帰ると真っ先に執務室に向かう ギー 古びた扉が音を出して開くと部屋の奥に見慣れた後ろ姿が映った。 神「そーらっ」 空「グハッ!!何すんじゃ団長!!」 神「これくらいも受け止めきれないなんて、空もまだまだだね」 今、思い切り蹴り(もちろん手加減したよ?)を喰らったのは空。 数少ない第七師団の女性団員だ。 そして、俺の腐れ縁(幼なじみ)でもある。 別に好き好んで幼なじみになった訳でもなく。 たまたま鳳仙の旦那が一緒の師匠になり 入団したのはバラバラだったはずなのに同じ師団になったりと ある意味作為を感じる程一緒にいた。
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