手紙
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「晃」 だいぶ部屋が、片付いたころだった。いきなり、雄人に呼ばれた。彼の方を見ると、可愛らしい封筒を持っていた。よく見ると、色褪せている。 「これは何かな?」 にやけながら、聞かれた。 だが、まったく記憶になかった。 「見たことないな。」 「中見るぞ?」 「あぁ。」 内容を聞けば、思い出すかもしれない。そんなことを思い、雄人の言葉を待った。
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