―始まり―

2/15
137人が本棚に入れています
本棚に追加
/199ページ
彼女はいつも泣いている。 俺は、いつも見ていた・・・ 何も出来ないことに苛立ちを覚えもした・・・・・ ──────────… ヒックッッ ヒック・・・・・・ なんで私だけが・・・・ そう思いいつも彼女は泣いている。 過去の英雄達が眠るこの場『優時の止場』で 来てから1時間程度たつと帰っていった。 彼女がいた場所には、涙がまだ、残っていた。 金色に輝く涙が・・・・・・・・
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!