おはよう、そして・・・さよなら

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学校まであと少し・・・ ここのかどを曲がったら、 あとすこし・・・ 「あれ・・・もしかして俺、余裕で間に合っちゃうんじゃねーの」(笑) そんな事を思いながらかどを曲がった直後だった。 俺はそんな甘い考えを持つ余裕がなくなったのだ。 俺の前に白いワゴンが出てきたのだ。 俺はそのワゴンを避けようとして自転車ごと転倒した。 ・・・ガシャ・・・ガシャ・・・ザリザリ・・・ 「ッツ・・・痛ってぇ・・・」 体中に痛みが走る おそらくあちこち打ったのだろう 俺は痛みを我慢して、今自分に起こっている状況を確認するために立ち上がった。 俺にぶつかりかけた 白いワゴンはガードレールに、ぶつかっていた。 白いワゴンからは水のようなものが流れ出していた。 「・・・うわっ・・・なんだあれ」 俺はその白いワゴンに違和感を感じながらも厄介事に巻き込まれたくない、一身でその場を離れた。 この出来事が俺の運命を変えることになることを知らずに・・・
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