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「キーンコーンカーンコーン」
授業が終わった。
とりあえず俺は次の授業との間に保健室へ行くことにした。
ガラガラガラ・・・・・・
「先生いますかぁ?」
俺は保険医の先生を探す。
しかし先生の姿はなく
そこには読書をしている物静かそうな女の子がいた。
「あの・・・先生知らない?」
俺は女の子に話しかける。
「さっき教務室へ行くって言ったわ。私に保健室を頼むと・・・」この女の子は先生に保健室にくる人の世話をするようにと言われたそうだ。なんと勝手な💢
「えぇ~とキミ傷の消毒とかできる?」俺は女の子に問いかけた。
「一応」
女の子はガーゼと消毒液を取り出し俺の傷口に当てた。
「おぉ~ 痛てぇ しみるぅ~」
自分の不注意でケガしたとわかっていてもやっぱり消毒ってつらい(苦笑)
しかも女の子の前で情けない声を上げてしまうとは。
「終わった」
女の子はガーゼをゴミ箱捨てた。
「ありがとな」
俺は女の子に感謝の言葉を伝え保健室にから出た。
俺は痛みを我慢し教室へ戻る事にした。
「そーいえば名前聞くの忘れたな・・・まぁ同じ学校なんだし、また会えるだろう」
俺が戻るや否や次の時間のチャイムが鳴り響いた。
「次の授業は歴史か」
まぁこの世界の歴史なんて俺には関係ない。
俺は惰眠でもむさぼる事にした。
薄れゆく意識の中で教師の歴史の授業が始まる。
「世界が・・・・・だから戦争が終わらない・・・」
そこで俺は完全に眠りについた。
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