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章亮忠9才 「俺、友達と帰るから今日二人で帰りや」 きのうまで一緒に帰ってたりょーが急にいいだした 「ほんま?じゃあしょーた帰ろーや」 「おん…りょー、あとでな」 「おん、」 いつもの道をたっちょんと二人で歩く りょーがいないだけですごく寂しい 「しょーた、よりみちしよーや」 僕が下を向いてあるいてるとたっちょんがいきなりそう言った 「おかんに怒られんで」 「えーのえーの。ほら」 ぐずぐずしてる僕の手を取ってたっちょんはいつもと違う道へすすみはじめた  
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