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ここは地球
なんの変哲もないただの地球
そこに今日もまたスケボーで友達の家に向かうひとりの少年がいた
「今日も暑いな。てか頭いてえな」
この物語の主人公ハレルヤが感じた痛みはハレルヤひとりが感じたものではなかった…地球上のすべての生物が同時にうけたのである
次の瞬間 ハレルヤが見た光景はすさまじい物だった
「ん…んっ……うええええぇぇぇ」
あたり一面砂だらけでもともと家が立ち並んでいた場所も砂、砂、砂
所々に見覚えのある建物があるだけで他はすべて砂であった
そしてもうひとつハレルヤが驚くことがあった
「うぉおおいっ、もっモルガじゃんかっ」
日頃からしょっちゅう作っていたゾイドのプラモの実物大が目の前でこちらを見据えていた
「すげっすげえよ。お台場ガンダムの次はゾイドかよ」
ハレルヤがあまりのリアルさに見惚れていたその時
ズダッズダダダダダ~ン
「…ちょっうぇぇぇぉぉおお。」
ハレルヤは走った
今までで一番はやく走った
《まてよっアニメ的にいくと普通はゾイド人が乗ってんじゃね》
とない頭をふりしぼって考えてみた
「止まれ~俺は敵じゃねえよ」
ズダッスダダダダ
「もろ野良じゃねえ~かぁぁ」
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