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「じゃあ俺の家族はっ」
「地球人もゾイド人も含めてすべての人がこの星の中にいるのはたしかだ。だからさっきミーシャはまたと言ったんだよ。」
「そういうことですか、分かりましたよ。ようするにみんな生きてんですよね」
「それは…絶対とは言えない。さっき君も野生のゾイドに襲われそうだったように確実にみんなも襲われている可能性があるんだ…。そして地球より惑星Ziのほうがだいぶ大きい、地球は惑星Ziにのまれたと言うほうがただしい。だから他の地球人の人達も星自体が肥大化したためにもといた場所から肥大した分に比例してどこかに飛ばされているだろう」
「そんな…じゃあどうして俺は地球での場所からまったくどこにもとばされなかったんだよっ」
「それはハレルヤ君がたまたま地球と惑星Ziの一番重なった場所にいたからさ」
「そうですか………。みんなを探さなくちゃな…」
捜さないとみんなが危ないという思いからいつにもなくハレルヤらしくない声だ
「すぐに捜索を頼んでやりたいとこだが…どうしても人が足りない」
「そうだ、すぐにここの基地を案内してくださいよ。あのモルガは俺にくれるんですよね」
「そっそうだな。ミーシャ、ハレルヤ君を案内してくれないか。」
「まかせてっ」
「モルガはやはりあげられないようだ。兵士にあたえられるだろう」
「俺、戦いますっ。グスタフさんも俺の操縦を誉めてくれたじゃないですか」
「別にそういう意味で言ったんじゃ‥」
「なんと言おうと絶対戦いますっ」
「…ならいいだろう。後で私と一緒に志願願いを出しに行こう。」
「はいっ」
「ではっ行きましょうか」
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