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アルス「わかりました!!先を急ぎましょう!」
阿部高和「まぁまて。」
アルス「?」
阿部高和「ホイミ!」
阿部が手をアルスの傷にあて叫んだ。するとアルスの傷がみるみるうち塞がっていった。
アルス「阿部さんなんでもできるじゃないですか!!」
阿部高和「男は器用!!なんでも試してみるものさ。きっとおまえさんにも出来るはずだ」
アルス「え?本当ですか?」
阿部高和「あぁ…魔法を出す時はイメージをするんだ。そうだな…ホイミの場合はまず傷のイメージから初め、それが段々日を重ねるごとに塞がっていくのをイメージしろ。何回もやれば一瞬でイメージし、唱えることが可能だ」
アルス「はい…」
アルスは阿部に言われた通りイメージしてみた。
するとアルスの左手が白く光った
アルス「これは…?」
阿部高和「出来たな。それがホイミだ。ホイミと言えば好きな場所に飛ばすことが出来る。そうだ。さっきツンデレがコケて足を擦り剥いたはずだ。ツンデレの足をイメージして飛ばしてみろ。」
ξ゚⊿゚)ξ「な、なんで知ってんのよ!!それに私の足をイメージって……」
アルス「はい!わかりました。」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょww」
アルスはまたイメージした。するとツンデレが擦り剥いたはずの足がみるみるうちに治っていく。
ξ゚⊿゚)ξ「………ありがとう。べ、別に擦り剥いたままでもよかったんだからねっ!!」
阿部高和「まぁそういうことだ。」
アルス「ありがとうございます!」
こうしてアルス一行は再びレーベの村を目指して足を進めて行って
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