阿部高和

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「う~トイレトイレ」 今 トイレに向けて全力疾走している僕は予備校に通うごく一般的な男の子。 強いて違う所を挙げるとすれば、男に興味があるってことカナ……… 名前は道下正樹。 そんなわけで帰り道にある公園Wトイレにやって来たのだ。 「…ん?」 ふと見るとベンチに20代後半くらいのつなぎを着た男が座っていた。 (うほっ!いい男!) 僕はそう感じ少しの間その男を見つめてしまった。 そして目の前の男は僕の前でつなぎのホックを外し、性器を現にした。 それは……大きかった……… 「やらないか」 そして男がこう言った 気付くと僕は男のいきり立った性器を見つめ 「…はい」 と言っていた 「よぉし、いっちょやってみるか。」 男がこっちにくる 「あの…何処でやるんですか?」 道下は男に聞いた 男は直ぐにこう答えた 「なんだお前…知らないのか?ここの公園のトイレはハッテン場で有名なんだ」 そういやそうだった 僕はホイホイ彼に着いていってしまった。 「僕は道下正樹と言います…その名前とかは…」 「俺か?俺は阿部高和。自動車整備工さ」 そういうと阿部は笑ってみせた
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