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アルス「はぁ…もうこの町並みも見納めか…」
アルスの住むアリアハンはそこそこ栄えているほうで綺麗に整備された町並みが印象的だ
更に各地からの強者が集まり、仲間を募集する酒場「ルイーダの酒場」もある。
城下町としては有名だ
アルス「まぁやっぱり…ちょこちょこ顔だそうかな」
アルスは意志薄弱な性格だった
だが芯は強く、母親に育てられたせいかかなりのお人好しだ。
しかし彼は気付いていないが勇者としての素質はかなりのものでここらの野生の魔物相手なら苦にもならないだろう。
アルス「ふぅ。着いたか。」
アルスの目の前には大きな城がそびえたっていた
アルスは扉を開き入っていった……
兵士A「あっ!アルスさん!ついに魔王を倒しに行く旅に出るのですね?」
アルス「はい。そうですけど、さん付けはやめて貰えませんか?」
兵士A「あっそう?まぁガンガレや」
アルス(なんかムカつく……)
兵士A「王様が二階でおまちですよ。」
アルス「あ…!はい。わかりました。」
アルスは二階へと上がって行き王座の前に立った。
王様「おおっ!アルスよ!よくきた!お前の父親は(ry」
兵士B「はやく金と武器渡して終わらせろ。このセーブだけ痴呆じじい。」
王様「(´・ω・`)……こほん!とりあえずこれは旅の準備として受け取っておいてくれ!」
アルス「ありがとうございます。」
アルスは大きな袋としょぼいはした金を貰った!
アルス「では……」
アルスは足早にその場から去って行った。
王様「あいつの背中…あんなに大きかったかな……オルテガを見てるようじゃ……」
兵士B「感傷に浸ってる暇あったらセーブ以外になんか技術つけろろくでなし。」
王様「これでも、死んだら勇者さんに言葉をかけてあげるんだからっ!」
兵士B「おっさんツンデレきめぇwww」
王様「(´・ω・`)……」
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