7.bath timeは危険な香

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 夢の話しを、月丸にどう切り出そうか?と、白雪があれやこれや思案しているうちに……。 月丸は白い着物をサラリと脱いだ。 その容姿からは想像出来なかった、細く滑らかだが鍛えられ引き締まった体が現れた。 脱いだ着物は生きてでもいるかのように、スルスルとキチンと折り畳まれた。 『殿~♪これが、月丸にございます~♪ 殿がご所望とあらば、コレも外しますゆえ~♪』 褌一丁で仁王立ちになり、ニコニコと微笑んでみたが白雪は考え込んだまま動こうともせず……。 「……」 『殿~?目を開いたまま、眠っておられますか? それでは、それがしがお着物を脱がして差し上げまする~♪』
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