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「なんだ?」
ユーリは俺から唇を
離して聞いてきた
俺は特に言うこと
があったわけじゃ
なかったので
「…………」
黙ってユーリを見ること
しかできなかった
俺が何も言わないと
ユーリも黙って
じっと俺を見ている
だけだった
その視線に堪えれ
なくなって
顔を背けた
そしてあることに
気がついた
それは
「なんか口ん中ワインの味がするっす」
と素直にユーリに
伝えたそれにユーリは
「そうだろうな…ミルクではごまかせんか」
「やっぱり味的に…っ❗❗」
考えようとした時
またユーリに口を
塞がれた
(舌も絡めて)
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