第1話

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ユーリの返事を聞き俺は 自分に作ったホットミルク と同じ要領で温め ユーリのカップに煎れて 渡した 「すまぬな。夜更けに煎れさせてしまって」 「いえ別にいいっすよ」 「そうかでは頂くとしよう」 ユーリはゆっくりとカップ を傾けて中に 入っているミルクを 飲んだ。中のミルクは 煎れたてなので とても熱くなって いるがそれを ユーリはなんの 変哲もなく飲んでいた 俺は改まって 「(吸血鬼って熱いのとか寒いの感じなかったっすね忘れてたっす)」 などと考えてユーリの ことをじっと みていた その視線にユーリは 気づいて 「どうした?私に何かついているか?先ほどからずっと見ているが」
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