第1話

6/15

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「眠れないのならば私の部屋に来るか?」 「へ?」 「今日はな私の部屋から実に綺麗な月が見えるのだ。それを一緒に見ないか?アッシュ」 優しい顔でユーリは 俺に提案してきた 俺は一回戸惑ったが 「はい一緒に見ます」 とユーリに答えた ユーリもその答えに 満足したのか 自分の部屋に 向かって足を 進めたそのあとを 俺もついていった ユーリの部屋は城の 最上階にあったので 行くまでが少し 大変だが 今はたいして 苦にならなかった そして 「どうだ…綺麗な月だろう?」 俺とユーリはベッドに 座りながら目の前 にある月を眺めた
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加