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「眠れないのならば私の部屋に来るか?」
「へ?」
「今日はな私の部屋から実に綺麗な月が見えるのだ。それを一緒に見ないか?アッシュ」
優しい顔でユーリは
俺に提案してきた
俺は一回戸惑ったが
「はい一緒に見ます」
とユーリに答えた
ユーリもその答えに
満足したのか
自分の部屋に
向かって足を
進めたそのあとを
俺もついていった
ユーリの部屋は城の
最上階にあったので
行くまでが少し
大変だが
今はたいして
苦にならなかった
そして
「どうだ…綺麗な月だろう?」
俺とユーリはベッドに
座りながら目の前
にある月を眺めた
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