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『ツタ』
くるりくるり
アナタが居ないと
生きられないのです。
くるりくるり
一人じゃ淋しいのです。
ふらりふらり
心が揺れて
ふらりふらり
涙が頬を伝う。
君に伝えて
逢えない淋しさ…
君に伝えて
一人泣いているのだと。
朽ち果てた家。
昔の温かさを求めて
ツタの葉は、壁を伝って
抱きしめて…
でも、朽ち果てた家には
昔の温かさは
何処にもなくて…
でも…でも…
いつかは帰ってくるのだと…
いつか窓の中から明かりが溢れるのだと…
ツタは今でも
抱きしめて…
抱きしめて……
くるりくるり
アナタが居ないと
生きられないのです。
くるりくるり
一人じゃ淋しいのです。
アタシもツタの葉。
アナタの温もりを求めて
アナタとの思い出を抱きしめて…
今日も くるりくるり
生きているのです。
2009/9/1[Tue]
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