君が叫んでいる。メギドの丘で………。

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 光司郎めがけて飛びかかってくる、無数の改造人間たち、たくさんの刃物で、身体を切りきざまれ、ところどころから血が吹き出していた。しかし、彼は太陽神ルーの力を試してみた。  するとどうだろう、身体中の傷はみるみる治っていき、彼はまだ戦える気がしてきた。 「いっくぞぉおおおおおおおお!」  背骨を引き抜いた次の瞬間、異変が起きた。  普段なら出刃包丁に変形した背骨だが、今回は伸び、槍になった。 「これはーーー」 (太陽神ルーが使っていた槍、ヴリューナクだ。さぁ、戦うんだ。)  光司郎は槍を握り、適当に振り回し、敵を寄せ付けなくした。そして一人、隙を見せた敵に、槍を突き立てようとした………。 「だめーっ!」  百が大声で叫び、彼の動きは止まった。 「………そうか、彼らは人間、いったいなにが………!?」 「その答えは、ヴィシュヌ新潟基地建設予定地に行けばわかるよ。」  いつの間にか天摩皇がいた。汗をかき、息は荒く、とても苦しそうだ。 「こいつらは俺が引き受けるから、君たちは早く行け!」 「わかった!」
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