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立ち上がる光司郎。
「みんな!光司さんを援護して、光司さん!とりあえず懐を狙って!」
たくさんの鬼たちが飛びかかり、ベルゼブブの動きを封じた。
「今よ!光司さん!ここは必殺技を叫ぶのが礼儀!いっけぇぇぇぇえええええ!」
光司郎は背骨を出刃包丁に変え、高く飛び上がり、ベルゼブブの懐に突っ込んで行った。
「グリ○ター・ゼベリオン!」
これがウルトラ○ンティガなら、光線!と叫ぶが、これは光司郎なので………。
「エェェェェェェェッジ!」
すっぱりバッサリ切り裂いた。
「ふふふ、ははははは、君たちはこれで新潟を救ったね、だが、ヴィシュヌの基地を破壊することになる。これは立派なテロ行為だ。間もなく、人と鬼の最終戦争(ハルマゲドン)が始まるだろう。メギドの丘で………。」
ベルゼブブは爆発し、基地も飲み込まれていった………。
黄泉の国、毘沙門天の家………。
「あの甲斐性なしにうちの娘がなんで靡くんだ!?信じられん!」
「でもいいんじゃない?なかなかの好青年だし、身体能力も高い。後取りにはもってこいだよ。」
そこには、毘沙門天の妻がいた。
「あんな人間風情に百やれるか!」
「まぁそう騒ぎなさんな………。」
いつの間にか天摩皇がいた。
「元はと言えば、あんたが邪魔したから………。」
「あのさ、見たろあの百ちゃんの顔、あいつといると笑うんだよ。ならそれでいいじゃないか………。」
「いいや!どこぞの馬の骨とも知れぬヘタレに娘やれっか!」
「じゃあこうしよう………。あいつが他の女に靡かんば、それでよし、靡けばあんたの言うとおり百ちゃんは返す。」
「おう上等じゃ!」
「そういうわけだから頼んだよ。メーラ………。」
「はい。パパ………。」
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