転機

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少し歩いていると後ろからベージュと白の縞模様の猫がついてきているのに気がついた 滝「猫… ついてきてるね」 ミイ「うん。 」 ミイは振り返った訳でもないのに猫に気がついていたようだ。 滝「もしかして、君の?」 ミイ「うーん。私のかな?」 かな?って… 滝「いつもついて来るの?」 ミイ「うん。そだね。 ボディガードかな。」 ボディガード? 滝「猫が?」 ミイ「そ。」 このこ完璧な不思議ちゃんだな。 さっきから会話がちょっとおかしい… 変な子に話しかけちゃったなぁ… ミイ「やっぱりつけられてるね。 あ、いつでも逃げて大丈夫だからね。」 滝「え? 猫はさっきから後ろに」 ミイ「もう。ホップのことじゃないって これだから素人は…」 ホップ?猫の名前か? 滝「猫じゃないなら何がつけてきてんのさ?」 ?「やっぱり気づかれてたか。」
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