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もちろんその後みっちり先生に怒られ、スプーンまげ禁止令が学校で出されたのは言うまでもない 俺のスプーンまげと言う妙技は、ばか力ということで処理され、みんなの記憶から消えてしまった。 だが、俺だけは忘れられなかった。 あのスプーンまげは、ほんものだった あのスプーンが曲がる感覚… 力を入れた訳ではない。 ただ心の中で『本当に曲がるもんなら、曲がってみろよ』とスプーンを小馬鹿にしただけだった
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