こんな僕を

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本当に知らんかった。石田が俺と一緒にいようとしていた事を… 本当に知らんかった。石田が俺の事を、愛してくれていた事を… 石「……」 動かなくなった石田の顔を見た。涙を流していたのに、今、死んでいる石田は穏やかだった。俺はやっと、事の重大さに気付いた。 井「いし…石田…なぁ、ご、ごめん…殺しといて、謝られても困るやんなぁ…俺、お前を愛しとるのに…ごめん…明…あきらぁぁぁぁ!!」 明は俺の事を愛してくれてたのに、一緒にいてくれたのに…俺は…。 今、側に行くからな…。 俺は明と一緒の色に染まった。黒かった俺と白かった明、今は二人共、綺麗な紅になった。 ずっと、一緒。 (変わってしまった僕を、また、あの優しい笑顔で君は“愛してる”と言えますか?) -FIN-
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