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俺は後悔した。
石「俺…彼女できたんゃ」
そう石田から告げられた。
どうして早く、素直に言わへんかったんやろ…たった2文字やのに。今更気付いたって、遅すぎるのに。
“好き”言える時がもう無いのに〈いつか〉のために…まだ、とっておこうなんて思って…。外の風に乗って、石田に直接、触れたい…でも、
電源の切れた、この恋は届かずで。
いつも電話かけていた、この時間。
今はただ、月が輝いてるだけで…眩しさばかりが切なさを連れてきた。
…石田の事、忘れたいのに…
メール送ってたアドレスからは、戻ってくる“USER UNKNOWN”
―――使用者がいません。
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