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宇「…菅ちゃんは、俺の“愛方”やから…生きるも死ぬも…ずーっと、一緒や…えぇよ、そのナイフで刺して?
菅ちゃんとやったら、死ぬのも怖ないで…」
俺がそう言うたら、菅ちゃんがナイフ落として、俺に抱きついてきた。
菅「…ぅ…ヒグ…うーじぃ…ェグ…」
宇「なんや…やっぱ、生きてたいんか?」
菅「ぉん…ほんまは、ずっと、ずーっと…うーじぃといたいんやけど、でも…いつか離れていくやろ?やから…俺…」
離れるワケないんやけど…そないに不安やったんか…ぁ、そうや宇「なぁ、菅ちゃん、約束しようゃ…」
菅「…何?」
毎日、お互い“愛してる”って言い合おうや。
不安なんて、一気に吹き飛ぶやろ?
そう言った後の、菅ちゃんは眩しい位に笑った。
(たくさんの愛を、君に捧げよう)
-FIN-
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