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ゆっくりと離れて行った唇は、再びオレンジ色の仮面によって隠される。
自分の額宛が戻され瞼を持ち上げる頃には、相手は部屋には居なかった。
どうやら瞬身を使ったので在ろう。
自分の意識が己の体へと戻されれば顔が、真っ赤に紅潮してしまう。
相手の温もりの残る唇を、衣服の袖で拭っては息を吸い込む。
「トビコラァァァア!!!!」
「クス…本当に可愛い人だ、」
━━━━━━━fin?
→アトガキ
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