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「私か?それはもちろん。お主ら、及び全校生徒で萌えを吸収する場所だ!」
バンッと机に手をついて、偉そうに答えた会長。見事に期待を裏切られた。会長の方がまともじゃないよ、絶対。
「お前を支持した生徒に謝れぇえぇぇ!!」
秋那の叫び声が部屋中に響き渡った。それぐらい、何かムカつく理由だったってこと。
「うん、僕も許せないなぁ。会長は僕のことあんな風に見てたんだ。しかも生徒に対しても、腐った目で見てたんだ」
許せないのは僕のことをあんな風に見てたことだけ。生徒たちは別にどうでもいいんだけど、面白いから含めてみた。
「お、落ち着け書記よ。別にそういうわけでは……」
「土下座してね?じゃないと、会長の座から引きずりおろすよ」
「すいませんでしたぁあぁぁぁ!!」
やっぱり会長の座は譲れない、いや、譲りたくないはないらしい。
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