腐女子な会長様

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  あぁ、旅立ってて秋那の話を聞いてなかったんだ会長。聞いてたとしても、気にせず食べるだろうけど。     「まず秋那だが、知ってると思うが私の幼馴染で、見ての通り面倒見がいい」   そりゃ、まぁ確かに。なんだかんだ言って会長や未羅くんの面倒とか見てくれるし。   でも、ほら。小さい頃から会長と居たら、嫌でも面倒見良くなると思うんだよね。   「お前のお陰でな!」   やっぱりそうなんだ。でも会長はスルー。自分に都合悪い時は聞こえない振りするのが会長クオリティ。   「庶務は、ショタコンな私好みだったのでな。物凄く可愛い。童顔はいい……」    また自分の世界に旅立って行った。だから、そのまま戻ってこなければいいんだよ。 とか思ってたら、優が会長の頭をひっぱたいた。   「いたっ!痛いではないか!!」   なんて言う会長を無視して、優は元の場所へ戻ってきた。   その時の心境は多分、さっさと話を進めろよ的な感じだね。 そんなオーラを感じ取ったのか、会長はまた話し始めた。  
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