10人が本棚に入れています
本棚に追加
あぁ、旅立ってて秋那の話を聞いてなかったんだ会長。聞いてたとしても、気にせず食べるだろうけど。
「まず秋那だが、知ってると思うが私の幼馴染で、見ての通り面倒見がいい」
そりゃ、まぁ確かに。なんだかんだ言って会長や未羅くんの面倒とか見てくれるし。
でも、ほら。小さい頃から会長と居たら、嫌でも面倒見良くなると思うんだよね。
「お前のお陰でな!」
やっぱりそうなんだ。でも会長はスルー。自分に都合悪い時は聞こえない振りするのが会長クオリティ。
「庶務は、ショタコンな私好みだったのでな。物凄く可愛い。童顔はいい……」
また自分の世界に旅立って行った。だから、そのまま戻ってこなければいいんだよ。
とか思ってたら、優が会長の頭をひっぱたいた。
「いたっ!痛いではないか!!」
なんて言う会長を無視して、優は元の場所へ戻ってきた。
その時の心境は多分、さっさと話を進めろよ的な感じだね。
そんなオーラを感じ取ったのか、会長はまた話し始めた。
最初のコメントを投稿しよう!