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その殺人鬼は本当にこの人なのだろうか。
『人は信じてはいけない』
その考えがある限りこの人のことも信じることはできない。
可「あんた本当に殺人鬼なわ け?」
?「そうだよ」
相手はニコリともせず即答した。
なんか本当に怪しいよ、この人。
うーーん
どうしよう
まぁ、ここは・・・。
可「証拠見せてよ」
これならどうだ!!
殺人鬼にはある印がある。
殺人鬼、と書いてある後に判子のようなものが押してある。
それはまるで鬼のような人の絵が描かれている。
それはかなり細かく、よっぽどの人じゃなければ作れない。
全国の判子作りをしている人を集めたが、誰1人として作ることができなかった。
つまり、それを持っていれば確実に殺人鬼ということが分かるのだ。
?「うーん。これでいい?」
そういって近づいてきた自称殺人鬼sが持っていたもの。
それはまさにその判子だった。
可奈は絶句していた。
ウソ・・・。
本当にこの人が殺人鬼なの??
有り得ない
でもその判子がなによりの証拠だし。
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