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刹「俺的に可奈さんは条件に当て嵌まってる気がするんです」
んーとさぁ、何かさっきから気になることが一つある気がする。
でも、何だろう。
思い浮かばない…。
可「えーっと、条件に当て嵌まってるってことは分かりました。
でもあたしはこれからどうすればいいんですか?」
刹「取り敢えずは何もしなくていいです。」
へ?
何もしなくていいんだ。
何かもっとやるのかと思った。
刹「けれど殺人鬼のニュースは必ず見て下さい。
これが殺人を犯す日です。
この次の日にニュースに出るはずですから。」
そう言って一枚の紙を渡された。
沢山の日にちが書かれてる。
こんなに殺人鬼って計画的なんだ。
あたしできるのかな
Σ( ̄□ ̄;)って!!!
あたしなに殺人鬼になる気になっちゃってんの!?
なんかそこんとこ流されてない!?
可「この紙あたしに渡していいんですか?
警察に渡すかもしれませんよ?」
ってかむしろかえしたい。
持ってるのバレたらただじゃすまないよね!?
刹「渡したら俺は捕まりますね」
そうそう。
渡してやろうかな。
でもそもそもこの日に必ず殺すとは限らないよね。
嘘だったら困るし…。
何より事情聴取になる。
んー、でもなぁ。
刹「俺は確実に死刑になるでしょうね。
でも、貴女も確実に殺されます。」
何で???
殺人鬼居なくなるんだったら関係なくない!?
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