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可奈は雨の中街を歩いていた。
その後ろからは一人の男性が歩いてくる。
全く、気味が悪い。
さっきから追いかけられてる気がする。
どうしようか。
だんだんと人は減る。
今は真夜中。
もしかしたら警察?
補導されちゃう!?
しかし男性はいっこうに声をかけてこない。
辺りに人は消え、二人きりになる。
しびれを切らした可奈は立ち止まった。
そして男性も止まった。
立ち止まったことを確認してから可奈はゆっくり後ろを振り返る。
絡み合う視線。
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