失われた記憶

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「何意味分かんねえ事言ってんだよ。マジで俺の事分かんないのか?」 「君は僕の事を知っているみたいだけど僕は君を知らない。それに僕は自分自身の事すら分からないんだ。」 一時的な記憶喪失だと思えるが最悪な場合も考えなければならない。 いつ記憶が戻るか誰も予想が出来ない状態で殺し合いが出来るかどうか・・・ 「どこまで運が無いんだよ。俺達は、この先の未来を決める神に見捨てられてるのかもな。」 なってしまった事は仕方がないといった表情で裕也はタバコの煙りを吸い込む。 それが気にくわないのか神山はベッドから飛び降りて裕也からタバコを奪い取ると水面所目掛けて指で弾き飛ばす。 「もしかして君は神様が存在すると思ってるの?神様なんて存在しないよ。この世の全ては偶然になりたっているだけなんだからさ。」 記憶喪失のわりには冷静な判断は健在なんだなと思い裕也は苦笑いになってしまう。
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