それは公園から始まった

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おれは落ち込みながら、昇降口へ向かった。 くたびれた靴を履いて、ため息をつきながら、学校を後にした。 存「はぁ」 ため息しかでなかった。 いつもよりも、帰り道が長く感じた。 おれの家は、学校から徒歩で15分程で着くところにある。 だが、今日は家に着くまでに30分程度かかった。 ガチャ 存「ただいまぁ」 母「おかえりなさい。どうしたの?元気ないじゃない。」 存「うん、ちょっとね。」 おれはそう言って部屋に閉じこもった。 母「夕飯までにはでてきなさいよぉ!」 存「・・・」
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