くそ野球 ～それは公園から始まった～

それは公園から始まった

先ほど言った通り、クラスに友達が少ないおれは、休み時間はいつも隣りのＢ組に行っていた。

ガラガラ、、、

＊「ありぃ～～～！」
おれのあだ名を呼んで飛んできた。
彼は、富居 了（ﾄﾐｲ ﾘｮｳ）｡
いつもテンションが高く、声が大きくて、背も大きい。
元気な奴だ。

存「今日も来たぞぉ」

富「おう！」

存「相変わらず元気だなぁ。下のほうも元気かぁ？笑」

富「当たり前だろ！笑」
富居はノリが良い。

存「ダイは？」

富「あぁ、笹なら奥の窓際の席に座ってるよ。」
存「サンキュ」

ダイとは、おれの親友のことだ。
本名は、笹河 大甫（ｻｻｶﾞﾜ ﾀﾞｲｽｹ）
小学校からの仲だ。