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「んぁっ、ふ…」
僕のキスに感じている優治。目をトロンと蕩けさせて、欲情した瞳で見つめてくる。
「優治、…」
貪るようにキスをし、舌を滑り込ませれば優治の腕から力が抜けていった。
今にも崩れ落ちそうな優治を、片腕に抱き留める。
「にぃにが僕の唇…」
熱に浮されたように、唇を指でなぞりながら潤んだ瞳で僕を見つめる優治。
気持ち良さそうに目を細めては、微笑んで見せた。
「優治、おいで」
優治は僕の言葉に素直に従った。布団の中、家族にバレないように静かに抱き合った。
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