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アイヴィグは数少ない友達と帰り道を歩いていた。
「この頃さ、何か遊園地に行きたいと思うんだ。」
「遊園地ねぇ~…。あんまり知られてないけど、学校の近くにあるみたいだよ~。入場券、どこで売られてるか分からないけど。行ってみれば?」と花池花奈子。
アイヴィグは分かれ道で数少ない友達と分かれた。何となく“行ってみれば?”が冷たく感じられた。ただ…何となく。
家に帰って、私服に着替えた。そして学校の近くにあるという遊園地のことを考えてみた。
ただ…何となく悲しい気分になった。数少ない友達が“一緒に行こう”と言ってくれなかった。わがままというものだ…。友達も友達で、アイヴィグと違って多忙なのだと思う。
それよりも考えると寂しく悲しくなったりすることがあった。遊園地に独りでいって…素直に遊べるのだろうか……。周りはカップルや家族連ればかりがいるんだろうなぁ…。
そんな心配はいらないのにねぇ♪
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