第1章

2/8
前へ
/62ページ
次へ
平凡な高校生活を送っていた俺、暁 望(あかつきのぞむ)は、今森の中で首が3つある犬に追いかけられてる状況に陥っている。追いかけられる中何故こうなったのか思い出すことにした。 あれは数時間前、いつもと同じ様に学校からの帰り道を歩いていると、道の端の方に不思議な格好をした人がいた。 「ちょいとお待ちなさい」 不思議な格好をした人は、透き通るような声で俺を呼ぶのでついついその人の元へ歩み寄ってしまった。 「何か用か?」 「貴方は今の世の中が退屈で仕方がないとお考えのようでしたのでお声をおかけしたのですが、迷惑でしたか?」 俺は内心動揺したが不思議な格好をした人に向けて嘘を言おうとした時 「貴方は今嘘を言おうとしていますね😃」 完璧に見透かされているようだったので、 「あんたは人の心が読めるのか?」 俺はそう言い不思議な格好をした人を見た。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

233人が本棚に入れています
本棚に追加