はじまり

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薄暗い路地の真ん中 注意しないと見つけられないような 珈琲店<カシオペア>の小さな看板 俺は人の気配がないのを 確認してから扉を開けた キイッ 「あ、陸おかえりー♪ 今回は30分でチェックメイト? さすがだねっ」 例えるなら天使の笑顔、、かな なんて思ってしまった自分がおかしかった 「なにーその笑顔! いいことあったんでしょ!?」 「なんもねーよ それよりあれは?」 「ああ、、、 もちろんばっちりだよ」 そおいう瑞季の顔は 例えるなら 悪魔の笑顔、だった
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