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(このままじゃいけない事ぐらい、バカじゃないんだから、十分にわかってるよ。)
「たまに泊まりにきてたけど、なんか変な感じだな。」
そう言って、亮はアタシに微笑んだ。
(こんな笑顔見せられたら、やっぱり同棲するのやめようなんて言えないよ…。)
「ごめん…。
なんか俺一人ではしゃいじゃってるよな。」
「そんな事ないよ。
アタシも、こうやって亮と一緒に住むって考えると、すっごく嬉しい。」
アタシは満面の笑顔で亮にこう言った。
(自分で自分の首を絞めて、どうするのよ…。)
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