第1章

2/36

13人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
朝の早い時間は私はどうしても苦手だ。 低血圧なのだから授業が始まる時間は、もっと遅くなってくれたら……などとよく思ってしまう。 いっそ お昼ぐらいから授業が始まってくれたら私は、こんなにも眠くなくていいんだろうと考える。 授業中寝るのは、よくないと思うから授業中は頑張って起きて、休み時間に寝るようにする。 ほら、至福の時間まで後数秒……   キーンコーン  カーンコーン キーンコーン   カーンコーン さて、私は10分休みを睡眠時間として活用しようかな。 だけど、毎度のごとくやってきた。 「こら!寝るには早すぎるぞ!!」 いつも、私の睡眠を妨げる少女 綾瀬 園子 (アヤセ ソノコ)  
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加