第二章  幼少桃子の夢

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桃子は日頃、大根畑の世話で、くわの使い方が上手になっていました。 桃子が七歳になった夏のこと。桃子が大根の手入れをしていると、 村の物知りじいさんが現われた。 『最近、悪政や鬼の進軍がひどくなってきた。古代文書によると、{異界より出し者、真空の斧にて鬼士葬らん}となっておる・・・。』 『真空の斧?』 『そうじゃ。富士の山さえ切り裂くとも言われているのじゃ。』 『それがあれば、鬼を倒せるのね⁉どこにあるの⁉⁉』 『ここからずっと先の山を越えた先の宮殿の中じゃ。』 『私・・・行くよ。』 『そうか‼頼んだぞ‼』 一方、お爺さんは蛇にリベンジをしに行った。 『蛇よ‼今日こそ倒してやる‼』 『シャー』 お爺さんの攻撃 『スネークキラー‼‼』 蛇のターン 『ミラー‼』 カキン❗ お爺さんの攻撃は違う方向へ‼ そのビームは森の奥に入っていく。 そしてそのビームは熊に直撃した‼ 『ガルルル』 『ヒッ❗冗談だろ・・・やめろ‼あぁ‼ぐわああああああああ‼‼‼』 お爺さんは滝壺に落ちてしまった。
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