未来への贈り物

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「ちなみにどんな絵を描いてるの?やっぱり海?」 陸の質問に凛は首を振った。 「姉ちゃんと美月と、……あと姉ちゃんの旦那さんの3人の絵」 「さやかさんの旦那さん……って美月ちゃんいるんだからいるよね」 陸の言葉に凛はニカッと笑って言った。 「そりゃいるさ。そうは見えない?」 「さやかさん、そんなに年上って感じでもないと思ってたから。美月ちゃんがいなかったら、独身だと思うよ」 陸は苦笑して言った。 「姉ちゃんいくつだと思ってるの?」 「う~ん……21くらい?」 凛は笑いながら陸の肩をポンポンと叩いた。
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