未来への贈り物

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凛の様子を見て、陸が苦笑して言った。 「大丈夫だよ」 「へ?」 凛は口を半開きにして陸を見た。 「凛くん家にオーブンはある?」 「……確かオーブンレンジだったと思うけど」 キョトンとしながらこたえた凛に、陸はニッコリ笑って言った。 「じゃあ料理と一緒にケーキも作っちゃうね」 「……えっと?」 陸の言葉の意味がわからずにいる凛に、陸が苦笑して言った。 「僕が料理を作るよ。一応毎日3食2人分作ってるし、時間がある時はイタリアンレストランで手伝いもしてるから大丈夫だと思うよ?」
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