未来への贈り物

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そして電話帳の中から陸の名前を探して電話をかけた。 『はい』 「やっと姉ちゃん出かけて行ったよ。またせて悪いね」 『大丈夫。じゃあ後10分くらいしたらそっちに行くね』 「悪いね。よろしく」 それからきっかり10分後に陸がやってきた。 「おじゃまします」 陸は手に食材がいっぱいまで入った袋を持っていた。 「多分姉ちゃん帰ってくるまで3時間くらいだと思うけど大丈夫?」 凛が尋ねると、陸はキッチンの道具を一通り見てから頷いた。 「まぁなんとかなると思うよ。凛くんは美月ちゃんの面倒お願いね」
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