2831人が本棚に入れています
本棚に追加
すると突然美月が泣き出した。
「わっ、美月こんなところで騒いじゃダメよ」
さやかが慌ててあやそうとしたが、美月は泣き止まなかった。
「おしめじゃない?」
さやかは凜の言葉に頷いて、慌てて凜とその場から離れた。
トイレの前に着くと、さやかは凜に向かって言った。
「ちょっと時間かかると思うから、凜は絵を見てていいよ」
「わかった。じゃあ俺の絵と陸の絵のあった辺りにいるから」
さやかが頷いたのを確認して、凜は会場に戻った。
陸の絵の前に戻ると、陸と、日に焼けた陸と同じ顔の男子と2人の女子がいた。
最初のコメントを投稿しよう!