冬空の下で

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さやかの質問に凜は悩むように考えながら言った。 「たしか髪を縛ってた方は陸の兄ちゃんの彼女だったはず」 「もう1人の女の子は?」 「もう1人の女の子は学院祭で陸と一緒だったけど、付き合ってるわけじゃないみたいだよ?」 「そうなの?白河くんモテそうだけど恋人いないのかな?」 さやかの質問に凜は苦笑して答えた。 「けっこうモテるよ。顔もいいし、何より性格いいし。ただ本人は気付いてないんだけど」 さやかは凜の言葉に苦笑した。 そして次にイタズラっぽく笑って言った。 「凜はどう?彼女とかいないの?」
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